久しぶりの居酒屋で牛トーク

いつもは最初だけ盛り上げて後はニヤニヤしているだけの私ですが。
２ヶ月ぶりくらいに居酒屋に行って、珍しく喋りまくった。
トークの内容も多岐に渡り、人生・恋愛・音楽・教育・しつけ・思い出話・地元話・虫・鶏・牛とすげぇ展開。
いやー、牛って凄いのよ。意外と度胸が据わってるの。そして速い！強い！
周りが乳牛の放牧してる山道を車で走ってたら、牛が道のド真ん中で寝っころがってまして。
クラクション鳴らしてもどんだけ車で迫っても無反応。すげーよ。サファリパークのライオンに通じるものがある。
ま、シッポをグニッとするか、鼻輪をグイグイひっぱるとしゃーねーなって感じで動いてくれるんだけど。
そいでね、暗い夜道に脱走した肉牛。黒いじゃん。一瞬見落としちゃったりするでしょ。
ドーンと牛をひいてしまいます。しかし！牛は平気で車のバンパーがベコッとね。牛つえぇ！
脱走して走る牛は超速いよ。トロいイメージが一瞬で消える。飼い主のオッサン焦って激走！みたいな。
いっつもノロノロしてて自分の事でも我関せずっぽいくせに、いざとなると速いし強い。かっこよくね？
でも、畜産センターにつれていかれる牛達の、トラックの荷台から覗く瞳を見ると、何だか潤んでいるように見えて。
１時間後にはこいつらみんな死ぬんだろうなーと軽く凹みつつも、夕食に上がった牛肉はおいしく頂きます。
「いただきます」と「ごちそうさま」は忘れちゃいけないね。残さず食えよ！おいしく食べるのが牛達への礼儀だ！
肉牛はおいしい肉になる為だけに生まれ、去勢され、囲われた空間のみで生き、おいしく食われる為に死ぬんだ。
牛だけじゃねーぞ！鶏も豚も魚も野菜も米も、いろんな人の毎日の苦労があって食卓に並んでんだ。
いつでも感謝の気持ちを忘れずに。
いやー、牛の話であんなに盛り上がれるなんてね。良き友がいるのは喜ばしい事だ。