苦い思い出

高校の時に、友達だった女の子から告白されてさ。もともとかわいいなーとか思ってから軽い気持ちで付き合って。
そこそこ順調でそうこうしてるうちに私は結構本気で好きになってた。
でもある日ね、彼女が男友達から告白されたよ、どうしよーみたいな事を言ってきて。
あの、どうしようって・・・私はあなたの何ですか?みたいな。
結局それで別れて、彼女は告白してきた男と付き合い始めました。
「良かったね」とか心にもない事言っちゃったりして。本気じゃなかったフリをしてさ。
うーん・・・思春期レズだよね、これって完璧に。私は彼女にとっての何だったんでしょうか?
きっと身近にいたちょっと男っぽいけど気心も知れてて安心な、疑似恋愛するには丁度いい存在。
ふと思い出して軽く凹んでしまった。


何でそんな事を思い出したかと言うと、いしよし小説*1でそんなのを読んだからなんだけどね。
まだ途中までしか読んでない。今ちょうど二人がいい感じになってきたところなんだけども。
吉澤が『石川が私に求めているのは「男みたいな私」で、つまりいつか現れる男の代わりでしかないんじゃないか』って。
そんな事を考えて軽く凹んでるシーンがあったのね。
そこを読んでたら、自分の体験がリアルに思い出されてしまいまして。
「吉澤ぁ〜!分かるよ、その気持ち!」なんて、リアルとアンリアルがゴッチャになるのでした。
もいきー。

*1:石川と吉澤がメインの同人小説。レズモノもあれば友情モノもあり